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第一章 15
「さっきも言ったように、地球上の全生物は地球の共鳴振動場に共鳴しながら、というよりも共鳴することで、その肉体生命を保っています。 その共鳴振動場の波動が急激に上昇すると生命体はどうなるでしょう?
ゆっくりと、何百年も、あるいは何万年もかけた上昇であれば生命体もその上昇に適応する形で肉体を変化させることが出来たはずです。
しかし、残念なことに、現実にはそうはゆかず、地球人類が波動の上昇に歯止めをかけてきたのです。 しかも、最近数百年間に人類社会に起きた出来事の累積が、今や地球生命体の一部である環境を破壊し、人間で言えば大きな怪我や火傷をおわせつつあるのです。
ところが、ここに来て、もう待ち切れない、というふうに、地球がその波動を上げはじめたのです。 今回は、今までの7.8ヘルツから短期間に一挙に13.0ヘルツまで上がります。 それが地球生物にどういった影響を与えるか考えてみて御覧なさい。
この上昇について行けないものは、当然の事ながら肉体生命を保つことが出来なくなります。 それは、とりもなおさず、死を意味します。 別の言い方をすれば、死による進化を選ばざるを得なくなるのです。
けれども、肉体を持ったまま、この地球の変化に適応していくことができる存在もすでに数多くいますし、他のものがこれからその波動のレベルまで進化を成し遂げることも可能です。
しかし、波動の上昇過程において、地球自体に大きな物理的変化が起きることは確実です。 それが、更に進化した環境破壊や大戦争と複合した形で同時に発現する可能性もあるし、小惑星の接近によってもたらされる可能性もありますが、その変化と大きさの程度はこれからの地球人類の霊性の向上如何にかかっています。
それは、霊性の向上によってのみ肉体波動の上昇がもたらされ、生命体全体の波動上昇につながるからです。
その霊性の向上は、宇宙進化の根本原理である愛を自分自身の中に再発見し、それを実践することによってもたらされるのです。 そうすると、生きたままにしてアストラル体が浄化されていき、浄化に伴ってアストラル体の電磁場の波動が上昇し、ひいては、アストラル体によってコントロールされている肉体の波動も上昇する、という仕組みなのです。
愛を実践するには、まず自分のまわりのものすべてに感謝することから始めるようにすれば良いのです。 なにも難しいことではありません。
私たちのメッセージを素直に理解したうえで、愛を実践することです。 愛が実践できない者たちには、死による進化の道を選ぶ以外に道は残されていません。
今回の地球の波動的進化は、我々の予想では約50年間の間になされるでしょう。 そして、次のレベルの波動が地球上の生物に定着する迄には、さらに150年から200年はかかると思いますが、我々の進んだ科学を持ってしても100年以上先の予測はつきません。」
「ということは、地球も人類もその頃にはまだ存在しているということですね! 人類は助かっているのですね!」
「まず言えることは、人類抜きでも地球そのものは存続していくということです。 しかし、地球人が今以上の環境破壊、自然破壊を起こさず、世界的規模の核戦争もなかったとすると、地球人類も他の生命体も相当数が次の進化の波動へと進んでいくことが出来るでしょう。
さきほども言った通り、それもこれも、ひとえに地球人全体の霊性の向上にかかっているのです。
さて、そろそろ本題に戻りましょう。 今夜の講議は人類進化の法則についてですが、その最も深いところにある、アストラル体の進化の過程について次にお話しましょう。」
その人物は、彼の不安と心配をよそに話を進めていった。
"地球人類にとって、いったい21世紀以降は存在しているのであろうか?"
という大きな疑問が、まだ彼の頭の中でガンガンと音を立てて響いていた。 その答えがはっきりとした形で得られない限りは次の話を聞くための心の準備ができない状態であった。
「そのように心配しなくてもよろしい。 近い将来にあなたの前にその答えは示されます。 今は、人類進化の法則を伝える方が先決です。 しっかりと聞いて覚えて下さい。
まず、アストラル体とハイヤーセルフについて話しましょう。
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